コラム│浜松市 動物病院(犬猫専門の病院) 犬の眼科 澤柳犬猫病院

053-443-0209

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コラムColumn

犬・猫の視力・聴力ってどれくらい?

こんにちは。
 
浜松市の動物病院「澤柳犬猫病院」です。
 
 
愛犬・愛猫には世界がどんな風に見えているのか、飼い主さんならきっと考えたことがあると思います。
 
今回は、わんちゃん・ねこちゃんの視力・見る力について紹介します。
 
 

犬に見えているのは、どんな世界?

わんちゃんの視力は、あまりよくはありません。嗅覚や聴覚は非常に優れていますが、視力は人間より低く、およそ0.2~0.3程度といわれています。
 
ぼんやりとした見え方ではあるのですが、視野が広くて、真後ろ以外はほとんど見えています。また、動体視力も優れていますので、視力が低いわりには500m以上離れたものの動きでもとらえることができるのです。
 
さらに、もともと夜行性である犬は、暗闇のなかでも視力を発揮できます。
 
色を見分ける力はほとんどなく、青と黄色の2色しか認識ができません。そのほかの色は、青と黄色のグラデーションのような認識になるといわれています。犬の識別しやすい黄色や青い色のボールでとってこい遊びをすると、ボールを素早く見つけることができるのでおすすめです。
 
 

猫が見ている世界は、どんな色?

動いているものを追いかける習性のあるねこちゃんですから、視力がよさそうなイメージがありますね。実は、視力自体はわんちゃんよりも低く、0.1~0.2くらいしかないといわれています。
 
けれどもねこちゃんは優れた動体視力をもっています。ほんのわずかな動きでも素早く察知して、獲物を捕らえます。
 
また暗闇の中でもわずかな光さえあれば見ることができる組織が眼球に備わっており、瞳孔を広げて光を取り入れます。猫の目が中心の濃いところが明るさによって大きさを変えるのは、光の取り入れ方を調節しているのです。
 
また、色に関しても犬と同様、黄色と青しか認識できないといいます。青と黄色のグラデーションが織りなす世界に、ねこちゃんは住んでいるのですね。
 
 
澤柳犬猫病院は、わんちゃん、ねこちゃんのための動物病院です。犬と猫のことでわからないこと、不安なことがありましたら、お気軽にご相談ください。お待ちしています。